⑤悲しいけれど注意すること

NFT入門
うさまる
うさまる

今回の話は、少し長くなるし、難しく感じるかもしれないけど、重要だからきちんと読んでね!

うさくん
うさくん

今回はセキュリティって言ってたね。
どういうことなの???

うさまる
うさまる

うん。
どこもそうなんだけれども、残念ながら暗号資産とNFTの世界にも詐欺や泥棒に合うことがよくあるんだよ (T_T)

うさくん
うさくん

ええ!!
やっぱり暗号資産って危ないの???

うさまる
うさまる

そうではなくて、どの世界にも悪いことをする人はいるってこと。
残念だけどね。。。
なので、最低限の知識はもちろん、自分で防御力を高めることも必要だよ。


NFTを扱うということは、例え少しでも暗号資産を扱うということになります。
そして、世間一般で言われてるように、詐欺や泥棒(※1スキャム・ラグプル)が横行しているのも事実なのです。
まあ、現実世界でもそうなので、暗号資産だけが特別危険というわけではないと、僕は思っています。

なので、知るべき知識はきちんと身につけて、知らない人からのDMやリンク、ファイルは一切触らない。
などの最低限の防御策は必要になります。
せっかくもらったり、買ったりして手に入れたNFTも、一歩間違えば盗まれてしまいます。

うさくん
うさくん

どういったことに気をつければいいのかな?

うさまる
うさまる

先ずは、最低限の知識を学ぼう。
暗号通貨やウォレットの仕組みを知ると、詐欺の根本的な原理が理解できるよ。


ここで簡単に説明しておきます。
ウォレットには2つのアドレス(鍵)が存在します。
どちらか一方だけでは、意味がなく、2つ揃って初めて機能します。
それが、
① 公開鍵 いわゆる「ウォレットアドレス」と言われるもの、銀行の口座番号
② 秘密鍵※2 決して誰にも教えてはいけないもの、銀行口座におけるキャッシュカードの暗証番号や届出印

銀行の口座番号はいろんな人や会社のものが、世に晒されていますよね。
あなたも、例えば誰かにお金を振り込んでもらう時には、口座番号を相手に伝えるはずです。
買い物をする時に、販売会社の口座番号に振り込む時も、販売会社は口座番号を知らせますよね。
でも、カードと暗証番号は、誰にも渡さないし、言いませんよね?(家族は別かもですが)
だってお金全部引き出されちゃいますから(笑)。
これと全く同じことなんです。

ですからこの「秘密鍵」というのは絶対に誰にも教えてはいけないのです。
「秘密鍵」を聞いてくる時点で、それは詐欺です。

巷でも、暗証番号を聞き出そうとする詐欺が多いですよね?
「暗証番号聞いてくるなんて、詐欺に決まってる!」とあなた自身もわかってるはずです。
だから、”この「秘密鍵」というのが重要なんだよ!”という情報を知っていれば、先ずは防御できるんです。
また、パソコンや通信のハッキングで「秘密鍵」を盗まれる可能性があるために、デジタルで保管するのは危険です。
紙に書いて保管がベスト。厳しくいうなら、紙は燃えるので金属に彫る。まあ普通はやらないですが(^_^;)
通信もフリーのホットスポットは絶対に使わない、というのも必須です。


また前述した、知らない人・友人を装った人からのDMで送られてきたリンクやファイルを開いてしまうと、パソコンやスマホがハッキングされて秘密鍵が盗まれたりするような手口の詐欺もあります。

うさくん
うさくん

手口はいろいろあるけど、詐欺は「秘密鍵」を狙ってくるってことだね!

うさまる
うさまる

その通り!
別の詐欺としては、騙して本来とは違うウォレットの「承認」にサインさせる。というのがあるよ。

うさくん
うさくん

「承認」???

うさまる
うさまる

何かを買ったり売ったりする時、その取引を実際にコントロールするのはウォレットなんだよ。
ウォレットにその取引をしていいよって、OK出すことを「承認する」っていうんだよ。

うさくん
うさくん

その「承認」の内容が偽物ってこと?

うさまる
うさまる

そう!
表示されるのは「取引しますよ、いいですか?」ってあっても、実は裏では「ウォレットの中身を全部詐欺師Aのウォレットに送りますよ」みたいなね。。。

うさくん
うさくん

ええ!
それって大変なんじゃ!!?? Σ(・∀・;)

うさまる
うさまる

承認(OK)しちゃったら大変です (T_T)
だから怪しいプロジェクトやサイトには近寄らない、というのも大事だね。


このように、現実世界と同じで、詐欺師はあの手この手で、あなたの資産を狙っています。
暗号資産だけが怖い・怪しいというわけではありません。
ここに述べたのは、ほんの一例ですので、まだまだいろんな手口が存在します。
リスクはありますが、それを恐れてこの面白くて楽しいNFTの世界を封じてしまうのは非常にもったいないと、僕は思っています。
なので、楽しみつつも、情報を集めたり、仲間・友達を増やしたり、自分の防御力を高めて行くことが理想です。

なんだか難しいしやっぱり怖い!って思った方もいるかもしれません。
以前にも伝えましたが、MRCではうさぎのNFTを、購入者様に無料でプレゼントしていきます。
MRCのNFTを保有するだけならリスクはありませんし、お金もかかりません。
若干手間はかかりますが (^_^;)
先ずはそこだけでも、一緒に楽しんでみませんか?

次の記事では、ブロックチェーンのネットワークの一つである、POLYGONについてです。

※1 一般的に、スキャムというのは詐欺全般を言い、ラグプルというのは運営による出口詐欺のことを言います。
※2 ウォレット作成時に実際にメモを求められるのは「ニーモニックフレーズ」や「シードフレーズ」になると思います。これらは厳密に言うと「秘密鍵」ではなく、ウォレットの復元に必要なものですが、扱いとしては「秘密鍵」と全く同じで最重要なものです。決して他人に渡してはいけません。
「ニーモニックフレーズ」は複数の英単語(12個や15個など)から成り、「秘密鍵」はランダムな文字列で暗記することはほぼ不可能です。

※記事を読んでもイマイチわからない、、、という方は、お気軽にご質問ください!
もちろん僕のSNSで直接質問していただいても結構です(^^)


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